胡蝶蘭を贈ると喜ばれる

開店祝いに贈った白い胡蝶蘭

スポーツクラブで知り合った友人が、夫婦で飲食店をオープンしました。良かったら食べに来てと言われ、ぜひにと返事をしたのですがそこでふと考えました。きっと彼女のことだから代金は取らないだろうし、その分も考えてお祝いの品を決めようと思ったのです。

 

あまり気をてらいすぎるのも良くないので、オーソドックスに花がいいだろうとフラワーショップに行きました。そこで勧められたのが胡蝶蘭でした。日本では開店祝いにはメジャーな花で、においがないことや長持ちすること、上品で華やかなことが理由だそうです。

 

友人の店は飲食店なのでにおいがしない花で、あまり大きすぎないものが良いかと考えて小ぶりの2本立ての白の胡蝶蘭に決めました。お店の感じに合うかどうか少し不安でしたが、フラワーショップの人が胡蝶蘭はどんなインテリアにも以外にしっくりくるものだと言ってくれました。

 

客足が少し落ち着く時間帯にお邪魔したのですが、友人は歓迎してくれて美味しい料理をいただきました。お祝いの鉢を渡すととても喜んでくれて、厨房と客席をしきるカウンターに置いてくれました。木の壁と床に韓国風のシックな調度品が飾られている店内で、白い胡蝶蘭はおとなしい華やかさでアクセントになりました。大きさもでしゃばらずちょうど良かったので、自分も嬉しくなりました。

 

古希祝いに胡蝶蘭をプレゼント

私は大学4年生のとき、清掃関係のアルバイトをしていました。地元にある電車の駅の清掃です。2人で交代してシフトを合わせて清掃をするのですが、そのとき一緒に組んでいたのがご高齢の女性の方でした。

 

交代のときに顔を合わせるのですが、いつも優しく孫のように接してくれました。彼女は花がとにかく好きで、自分でお金を出して花を買い、その駅のトイレに飾っていました。「花を買うにはいくらお金を出しても勿体ないとは思わない」と彼女は言っていました。

 

私は卒業と同時に就職して清掃のアルバイトを辞めました。そのときにも彼女は私に薔薇をプレゼントしてくれました。

 

そのお返しに、私は花をプレゼントしようと思いました。ちょうどその年の6月に彼女は70歳になるということを聞いていたので、そのタイミングで古希祝いとして花をプレゼントしようと考えました。

 

インターネットで花を検索してみました。いくつか画像を見ていて綺麗な白い花をみつけました。胡蝶蘭です。そして花言葉は「幸福が飛んでくる」とのこと。そして祝いごとにも使われるようなので、胡蝶蘭に決めました。

 

花屋へ行き、胡蝶蘭をご高齢の女性の方にプレゼントしたいという旨を伝えました。予算を聞かれました。私は値段のことはあまり調べておらず、どれくらいするのかを訪ねたところ、写真を出してきました。その写真は小さいサイズの胡蝶蘭でした。なんとそれで1万円もするとこのこと。こんなに高額だとは思いませんでした。しかし、彼女の花にはお金を惜しまないという考えをフと思いだし、私も勿体ないと思わないで購入しようと考え、買いました。

 

後日、彼女の誕生日が過ぎてから、その花をプレゼントしました。彼女はとても喜び涙していました。彼女は胡蝶蘭をすごく気に入っているようで、私も嬉しかったです。

 

いまではとても良い思い出として残っています。

 

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